USBシリアルアダプタ経由でPCに接続する
■ ジャンパスイッチ
BOOT 0 | 1側 |
BOOT 1 | 0側 |
黄色(オレンジ色)の部分です。
■ 接続
USBシリアル | STM32F103C8 |
VCC 5V | 5V |
GND | GND |
TXD | A10 |
RXD | A9 |
以前購入した、USBシリアル(CH340) モジュールを使用しました。
HATOLY Storeさんから、126円(送料込、中国発送)で購入しました。商品名が微妙ですが、CH340 のチップを使用しているものに違いないという判断で購入しました。来たもの
USBシリアルアダプタならこれ以外でも何でもOKだと思います。
接続ポートの確認
Windowsのデバイスマネージャーで、接続されているポートが確認できます。画像だとCOM5です。
下準備
■ ブートローダ
generic_boot20_pc13.bin
https://github.com/rogerclarkmelbourne/STM32duino-bootloader
■ 書き込みソフト
stm32flash.exe
https://sourceforge.net/projects/stm32flash/
■ 書き込みバッチファイル
write_boot.bat
@echo off
SET COM_PORT=COM5
stm32flash.exe -f -v -w generic_boot20_pc13.bin %COM_PORT%
テキストエディターで、上記のようなバッチファイルを作成します。COM5は環境に応じて書き換えてください。
バッチファイルにしないで、上記を直接実行しても同じです。
ブートローダの書き込み
write_boot.bat を実行して、ブートローダーを書き込みます。
Microsoft Windows [Version 10.0.17763.973]
(c) 2018 Microsoft Corporation. All rights reserved.
I:\tmp\STM>write_boot.bat
stm32flash 0.5
http://stm32flash.sourceforge.net/
Using Parser : Raw BINARY
Interface serial_w32: 57600 8E1
Version : 0x22
Option 1 : 0x00
Option 2 : 0x00
Device ID : 0x0410 (STM32F10xxx Medium-density)
- RAM : 20KiB (512b reserved by bootloader)
- Flash : 128KiB (size first sector: 4x1024)
- Option RAM : 16b
- System RAM : 2KiB
Write to memory
Erasing memory
Wrote and verified address 0x08005294 (100.00%) Done.
I:\tmp\STM>
■ ジャンパスイッチ
BOOT 0 | 0側 |
BOOT 1 | 0側 |
ブートローダーの書き込みに成功したら、 ジャンパスイッチを元に戻しておきましょう。
動画での説明
1:15あたりから
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