【Qua station】 Linuxカーネルをビルドする

  • 投稿 : 2021-04-18
  • 更新 : 2021-07-01
自己責任で!!
Ubuntu 20.04 (パソコン)で作業しました

1.ダウンロード&展開

ファイルの入手

BPI-W2-bsp-w2-4.9-v1.0.zip
https://github.com/BPI-SINOVOIP/BPI-W2-bsp/releases/tag/w2-4.9-v1.0

[KTS31] .config for linux-rt
https://gist.github.com/Haruroid/a422f478716bd1049c5a4774fa085bf0

展開

ダウンロードしたファイルを展開します。今回は、ホームフォルダに、「qua」フォルダを作成して、そこに展開しました。

2..configのコピー

~/qua/BPI-W2-bsp-w2-4.9-v1.0/linux-rt/

[KTS31] .config for linux-rt ファイルをリネームして、.configに変更。そのファイルを、linux-rtフォルダにコピーしてください。

3.kernel configure

$ cd ~/qua/BPI-W2-bsp-w2-4.9-v1.0/

カレントディレクトリ変更

$ ./build.sh

./build.sh を実行して、4. kernel configureを選択する。

私の環境ではエラーが出てるが、「build success!」と表示されました。

追記:2021/07/01
>fatal error: curses.h: そのようなファイルやディレクトリはありません
>の方は libncurses-dev をインストールすればいいようです。
>sudo apt-get install libncurses-dev

※コメント欄参照

4.build

$ ./build.sh

./build.sh を実行して、1.build all,… を選択する。

こんな感じで、ビルドが終了します。10年前のパソコン(Core i3 第2世代)でビルドに1時間かかりました

もしmkdirでエラーがでてBuild Failed!で終了したら、mkdirで作ろうとしているフォルダの一個手前まで作成して、再ビルドするとOKです。この画像は、試行錯誤で最初にビルドしたときの物です。どういう条件で、このエラーになるのかはわかりません。

~/qua/BPI-W2-bsp-w2-4.9-v1.0SD/bpi-w2/BPI-BOOT/bananapi/bpi-w2/linux/フォルダに、bpi-w2.dtbとuImage作成されていたらビルドできてると思います。

5.USBメモリーにコピー

・100M → FAT
・残り → Ext4

USBメモリーを2つの領域にわけて、それぞれFAT形式、Ext4形式で作成します。Ubuntuの標準で入ってる「ディスク」というアプリでGUI操作で簡単に作成できます。

USBメモリーの1つめの領域に、bpi-w2.dtbとuImageをコピーします。

動画での説明

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