SL-C700で標準バッテリーの代わりに「携帯電話の充電池」を使ってみる

  • 投稿 : 2015-08-07
危険なので、やらない方がよいかと思います。
試す場合も、自己責任で!!

携帯電話のバッテリーをSL-C700で使えないか?ということで実験してみました。電圧は3.7Vで、+T-の3端子あるのでたぶん行けるんじゃないか?という予想の元やってみました。

ただ、端子の位置がザウルスの標準バッテリーと違うところをクリアしないといけません。

ということで、充電池の方は端子の部分に導線をはんだ付けして、ザウルスの方は単に導線を括り付けるみたいな感じにしました。

あと取り付ける前に、充電池の端子部分はテープを貼って念のため絶縁しておきました


手元にあった充電池は大きさ的にもぴったりで、こういう形で搭載することが可能で、かつ蓋も締めれます。

あとは動作すればOKなんですが
起動とかして動作するんですが、充電できないという状態になりました。

まず、ACアダプタをつなぐとザウルス側のランプが点滅するんですね。それはネットで調べると電源異常ということです。たぶん、これが点滅しなければ充電できるんじゃないかなぁと思います。

で充電できない理由というのは、おそらく「T」端子だと思います。

手元のテスターで計測すると
+-間 3.7V
+T間 3.25V
を示しています。

標準バッテリーのほうは
+-間 3.7V
+T間 3.67V
という風な感じで、ほんの少ししか違わない感じになっています。
ただ、この標準バッテリーはへたっているので、本来はもっと高い値を示す可能性があるかとは思います。

おそらく、ザウルスは「+T間の電圧」を利用して充電制御しているみたいに見えます。
試しに、ザウルスのT端子にバッテリーの-を接続して試すと、ザウルスの電源異常の点滅は消えて、常灯するようになります。

これで充電できれば問題ないわけですが、これでは充電できませんでした。電圧差がありすぎるのが原因でしょうね。


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